一遍上人の生誕の地でもあるこの道後。
一遍上人が伝承したといわれる時宗・踊念仏は盆踊りの元祖とも言われています。
しかし道後には盆踊りと言われるお祭りがございません。
そこで2013年12月末に松山道後に新たな祭り「道後湯玉音頭・ボンダンス」を誕生させました。
この道後には日々たくさんの観光客のお客様が訪れています。
いつか道後温泉本館を囲み、市民・観光客の皆様で刻太鼓に合わせこの道後湯玉音頭・ボンダンスを踊る事を目標に、またそのお祭りが本館と共に更に50年100年と続いていけるよう、2014年より道後商店街振興組合青年部は活動を始めております。
「道後湯玉音頭・ボンダンス」が生まれた経緯
2013年12月、松山道後にて開催されたアートイベント「ほんわかぱっぱ」のひとつであり、目玉として誕生。
現代音頭作曲家 山中カメラ氏に依頼。
大分からここ道後にお招きし、約一ヶ月間、滞在して頂いた。
道後、そうこの地を、歴史を、風土を、存分に「知り・体感し」、思うままに作って頂いた。
カメラ氏は毎日毎日、図書館、博物館・資料館に行き、道後のあらゆる歴史を、徹底的に 知り、色々な人から色々なことを、聞き、あらゆる所を見て、歩いて・・・・・・。
日に日に地元の我々より、道後に詳しくなっていくカメラ氏。最後には、カメラ氏から学んでいた我々。
道後湯玉音頭が、遂に完成。練習日に我々も初めて聞いた・・・あかん、涙が止まらん・・・
色んなことを「知った」上で、出てきた「言葉」で紡がれたこの「歌詞」。
そして、雄大かつ、胸をわしづかんで離してくれない、感動のこのメロディ。
とにかく 「最高」な 道後の 「宝もの」が遂に遂に誕生!!!(涙)
振り付けにも、道後 のアレコレが満載。しかも誰でもすぐに踊れるくらいに分かり易い!!
ついに年の瀬迫るボンダンスお披露目当日。雪も散らつく寒さ。
道後温泉駅前に、突如として現れた夏祭りのような光景。やぐらに提灯。
カメラ氏が歌い、やぐらを囲んで踊る輪。地元の人、そして、観光のお客様、気が付けば100人を越える大きな輪に!!みんな笑顔で、楽しそうに、笑って踊ってる!!
感無量 を まさに実感。
踊りながら青年部メンバーまさかの号泣。もう、止まりません。
最後の締めの挨拶で、またまた号泣。
この年齢で、こんなに感動し涙するとは思ってもいませんでした。
2014年 道後温泉本館改築120周年の記念すべき年に、生まれるべくして誕生した「道後湯玉音頭・ボンダンス」が今後50年100年と愛され続けるよう、踊り続け、成長させていくことをここに誓います。
道後温泉本館を、観光のお客様、地元(松山)のみんなで囲んで踊り、松山の祭りとして愛されるお祭りにしていくで!!!!
最後に、山中カメラ様
素晴らしいこの「道後湯玉音頭・盆ダンス」を道後に生み出してくれて、本当にありがとう。
嬉しくてダンス!!!!
(左・山中カメラ氏/右・仙波仙九郎氏)
山中カメラ
1978年山口県生まれ。特殊写真家・パフォーマー。
村上隆のGEISAI6にて「銀賞」受賞(2004)。自作の写真、映像、歌が融合した独特の「カメラショー」をライブ形式で展開。撮影行為自体をパフォーマンス作品とした「一人合唱」でNHKデジタルスタジアム、デジタルアートフェスティバル東京(2007)出演。
近年では、「現代音頭作曲家」として、日本各地や海外に滞在し、町の人々と交流しながら感じたこと、感動したことをもとに現代音頭を制作。楽器を演奏してもらったり、歌を歌ってもらったりと、様々な人々を巻き込んだオリジナルの盆踊り大会を開催する活動を精力的に行っている。
道後商店街振興組合青年部
道後商店街振興組合の歴史は古いものの、現在の青年部メンバーが、有志で集まり、青年部として本格始動してからはまだ1年。
歴史ある道後の魅力を伝えるとともに、「新しい道後への挑戦」など精力的に活動中。
毎週、水曜の夜、各店舗が閉店した後、我々は組合に集合し、青年部会を開いている。
この部会では、これからの道後に対する夢やビジョンを語り合いながら、情報の共有、イベントetcの企画なんかを、和気あいあいと、かつ、熱すぎるくらい熱苦しくやっている。(学生時代のサークルのよう・・・)
毎月第4日曜日、湯上り朝市出店・・・・・ハイカラせんべい(青年部作)
伊佐庭如矢の顕彰・・・・・・・・・・・・ボランティアガイドさんと連携し、紙芝居
道後での各種イベント。・・・・・・・・・初子祭・温泉祭り・道後村夏祭り・秋祭り(湯之町大神輿)etc
Latest posts by 道後商店街振興組合青年部 (see all)
- 道後温泉祭り - 2014.4.13
- 道後温泉祭り - 2014.4.13
- 道後に新たな祭り「道後湯玉音頭・ボンダンス」が誕生。 - 2014.2.25
コメント(Facebookアカウントをお持ちの方)