果物の皮（ピール）を素材にして作るアート作品『ピールアート』を体験できるワークショップが、松山市内で催されました。
（ｂｙえひめみかんツーリズム）

 

ピールアート（peel art）とは、果物や野菜の皮を捨ててしまうことなく、その特長や香りを活かして楽しむクラフトアートのこと。食を楽しむ「大人の遊び」とも言えます。

 

 

皮を単に「捨ててしまうもの」ではなく、「果実や果肉を包んで支えてきたもの」と考えると、その佇まいはとても優しく、神秘的なものに感じられてきます。

 

 

今回は、このピールアートの創始者・才田春光先生による、愛媛の柑橘「河内晩柑」を使ったピールアート体験です。

 

 

まずはここから。ポイントは「果肉を傷つけないこと」。
もちろん、アートが終われば、果肉は美味しくいただけます。

 

 

初心者でもフリーハンドで創作できます。カッターナイフの使い方さえ気をつければ、どなたでもチャレンジできるアート体験です。

そして何より、皮に細かくナイフを入れることで、柑橘の爽やかな香りが当たり一面に拡がる！！
このアロマテラピー効果はピールアートの「ごちそう」とも言えます。

 

 

 

ほら。初めての作品にしては上出来♪
数日乾燥させると、10～15％ほど縮み、箸置きやスプーンレスト、アクセサリーなどに使えるのだとか。もちろん香りも残ります。

 

 

失敗しても「平気平気♪」と褒めてくれる、とっても優しい春光先生。
「柑橘が豊富な愛媛でこそ、このピールアートが広がるといいと思います。」

 

 

柑橘王国えひめの、新しい魅力発信の可能性を感じる「ピールアート」です。