10月3日4日、高知県宿毛市の鵜来島での秋祭り、こちらに参加させていただきました。鵜来島(うぐるしま)を初めて訪れたのは、2年前の…

 (0)  松原 香織 ばんび  2014年10月14日






10月3日4日、高知県宿毛市の鵜来島での秋祭り、
こちらに参加させていただきました。
鵜来島(うぐるしま)を初めて訪れたのは、2年前の夏。「龍宮学校」というアートプロジェクトを行いました。(この島でのアートプロジェクトは、2010年から開催していて、私は2012年から参加しています。)

廃校となった島内の学校で、さまざまなジャンルのアーティストが先生となりみんなで短期の学校生活を送ります。お盆の時期に開催される当イベントには、東京や大阪、岡山など日本各地から参加者が集まります。
授業形式のプログラムに参加するほか、海で泳いだり、島で取れる新鮮な魚をいただけたり、島の方々とおしゃべりして色々な事をおしえていただいたり、夜は海辺に寝転んで星を眺めたりと、ゆったりした時間の中にたくさんの楽しみがあります。

そのように毎年の夏おせわになっている島で、今年初めて秋祭りに参加させていただきました。
10月4日に開催されるお祭りの前夜は、宵宮で、島にある春日神社でご祈祷していただきました。そして、そのあとお刺身などのごちそうを囲んで島の方々の宴会に参加させていただきました。子供のころ、島民が多かった時代の秋祭りの様子や、漁についてなど島のコアなお話をたくさん伺うことができました。

4日は、朝9時から宮出しが始まり、軽快な太鼓のリズムに合わせてご祈祷していただきます。そして島のおとこたちがお神輿を担ぎます。担がれたお神輿はぐるぐる円を描いて回り、みんなで歌を歌います。女性陣はまわりでお囃子をたて、男性陣への声援を送ります。

その後、餅投げでは、座って足を広げておくと自然とたくさんとれるよーなどとコツを教えていただきたくさんのお餅をいただくことができました。

今回お祭りに参加できたのは、アートプロジェクトが浸透し受け入れていただけてきたことと、島の過疎化が進んでいることが要因となっています。島に住む方、そして毎年お祭りに合わせて帰省されている方だけでは人手が十分でありません。そんななか、来年は島本来の秋祭りを復活させようという動きがあります。

今年の夏の龍宮学校に参加したメンバー、島が好きで、今回も秋祭りに合わせて週末の二連休で関東や関西から6名が島におじゃましました。私たちに何ができるかはまだ定かではありませんが、島の過去現在未来について考えています。ご興味のある方、ぜひいっしょに島へあそびに行きませんか。

龍宮学校について、詳細はコチラでご覧いただけます。
http://rukuru.info/ryugugakkou/

「高知県西南に位置する鵜来島は、人口20名ほどの限界集落島。海から見てひと際目立つ白い小中校舎は、1987年に廃校となり、現在に至っています。
しかし、そこは、時が止まったかのような心地のよい世界が広がっています。

この『龍宮学校』では、時代の波に呑まれ廃校となった学校に再び生命を吹き込むことで、島の未来を考えるきっかけにしようと考えます。
島を先生とし、訪れた人みんなが生徒になる『みんなのふるさと』島で学び、『みんなのふるさと』へ持ち帰る。」





この記事は以下のサイトからライターの許可を得て転載しています。

『アートで、えひめで、ほんわかぱっぱ♪ 』

http://art-honwaka.tumblr.com/post/99984874684

松原 香織 ばんび

松原 香織 ばんび

東京から、松山市に移住してきた画家、海野貴彦(かいのたかひこ)のマネージャー。
私の活動のメインはアーティストのサポート業務。各地にいっしょに出向き、アートを楽しんでもらえるように、まちがよりおもしろくなるようになど、さまざまな活動をさせていただいております。
有りがたいことに、出会いが多いです。たくさんの出会いに感謝しています。
松原 香織 ばんび

コメント(Facebookアカウントをお持ちの方)

コメントを残す





セミナー&イベント
Facebookページ:更新情報、ニュースなど 最新の情報を公開中!
twitter:ehime F. styleの 今をつぶやき中!

記事の検索

えひめの玉手箱

Twitter