伊予のコケコッコ街道!知っとるか〜

 (0)  難波江任  2014年03月15日

一部の食いしん坊たちからは、

「東予にわとりベルト地帯」とか、

「ひうち灘ニワトリ街道」とか

言われとる、

しこちゅーから今治までの地域。



愛媛だけじゃのーて、

最近、「骨付き鳥市」宣言計画をひそかに進める丸亀を入れて、

瀬戸内ニワトリ街道とか言う呼び方もある。



さて、何でそなん呼ばれとるんか・・・

それは、この地域は、実に鶏肉を

美味く食いまくることに

喜びを感じている住民が多い・・・

っちゅうことじゃ。



四国中央市、しこちゅーには、

「ザンギ」「揚げ足鳥」がある。

ほんで、しこちゅーでの極め付けは、焼き鳥じゃ。

しこちゅーの焼鳥屋では、

「キモ」とか「ズリ」言うて発注したら

ころもを付けて揚げた鳥が出てくる。



例えば、この店。

伊予三島の駅前にある「阿波おどり」

これが、ズリ、キモの「焼き鳥」

image



ちなみに。

「ザンギ」+「キモ」は、

こんな感じ。

image



「揚げ足鳥」は、これじゃ。

image



ほんで、しこちゅーの隣の新居浜市。

新居浜では、やっぱり「ザンキ」。

市内の居酒屋行たら、

大概、どこでも食える。

例えば、ここ、「松葉屋」

この、香ばしいザンキがビールに合わんわけがない!

image



ほんで、西条市。

丹原には「ウズラ焼肉」がある。

これは、ウズラ肉だけじゃのーて、

昔から親鳥の肉にウズラ肉を混ぜよった。

今は、店で出すところは無くなったけんど、

冷凍して売りよるんがある。

イベントでも食えるぞね。
「宝膳」の「西条うずら丼」

image



メジャーなんが、今治の焼き鳥じゃね。

今治には、センザンキもある。

ほんで、今治では、

ラーメンに鶏のチャーシューを使う店が多い。

市内の食堂の中華そばも中華そばにも鶏チャーシューを使う店が

多いけんど、今治ラーメンも、鶏のチャーシューが基本形。

「光屋」

image



この「東予にわとりベルト地帯」では、

唐揚げの呼び方が微妙に違う。



しこちゅーではザンギ

唐揚げっちゅうより、パン粉をつけて、

フライドチキン的なザンギを出す店もある。

もともと、今治の鳥料理店で修行した、

川之江の料理人が川之江で店を開店したときに

出したのが、しこちゅーのザンギの始まりだとか。



ほんで、今治のセンザンキは、

もともとはキジの肉を揚げたモンだったらしい。

それを、仙さんという人が考案したけん、

センザンキと言うとか・・・



新居浜のザンキ

これはまた由来が違う。

新居浜の別子銅山でその昔、働きよった中国人が、

鶏肉をザク切りにして揚げて食いよった。

それを見た日本人が、

「これなんぞお?」言うて訊いて、返ってきた答えが

「ザンチー(斬鶏)」

・・・ということから始まった。



まあ、それぞれ、諸説あるけんど、

どれが正しいかは分からん。

とにかく、こーゆーことで、

東予にわとりベルト地帯とか、

言われとんじゃねや。




ほやけんど、

実は、東予だけじゃなしに、

愛媛県には県全体を上げて、

鶏肉を美味く食おうと、

様々な食い方を試してきた文化がある。



先ずは、

ウズラ肉+親鳥。

この食い方は、西条・丹原だけじゃない。

丹原と桜三里を超えて、

川内・重信辺りまで、

昔はウズラ肉を親鳥と混ぜて、

焼鳥料理をする文化があったらしい。



それと川内には、

ほっちょ鳥の焼鳥がある。

川内の山間部の寒さに耐えながら育てられた、

ニワトリは、味が濃いい。

ほんで、肉がプリプリ。

包丁で切れるような冷たい風にさらされて育ったけん、

包丁鳥・・・ほっちょ鳥になったという。

この焼鳥が美味い。




次に、伊予市周辺のトリモツ入りのラーメン。

これは、

今では「みかさ」の名物になってしもたけんど、

その昔、伊予市周辺の食堂で中華そばいうたら、

このタイプが多かったらしい。

「みかさ」の中華そば

image



それと、平成13年に愛媛県養鶏試験場が開発した、

「媛っこ地鶏」じゃ。

伊予路しゃものメスとプリマスロックっちゅう品種のオスの交配種。

この品種をもっともうまいこと育てよんが、

愛南町の由良半島。

エサに海藻や貝殻を混ぜて脂のノリがええ、

歯ごたえのええ品種を作りよるらしい。

この辺では、

美味い媛っこ地鶏の焼鳥が食えるらしい。

それに、媛っこ地鶏のパティのパニーノなど、

媛っこ地鶏を使おた美味いパンやピザを作ってくれる店もある。

それが、「la vita(ラ・ヴィータ)」

image



ちゅうことで、

まだまだ、愛媛には、

ここに書ききれんぐらい、

ニワトリを食いまくる文化があるんじゃ。


「伊予のコケコッコ街道」とでも呼ぶかいねや。



この記事は以下のサイトからライターの許可を得て転載しています。

『愛媛のふるさとごはん爆食団 !食う!叫ぶ!』

http://bakusyokudan.tumblr.com/post/79636841420

難波江任

愛媛のふるさとごはん爆食団 団長
経歴:毎日、きちんと3食以上食べて、飲んできた。
今後の展望:一生懸命、県内外の美味いもんを食いつくす。
好きな言葉:天は人に食えない食いものは与えない   
好きな食べ物:カレー、麺類。なので、カレーうどん、カレーラーメンは大好物。

愛媛の郷土食(ふるさとごはん)や食文化を伝承し、隠れた愛媛のご当地食を掘り起こし、究めて行くのがミッションである。
LINEで送る

コメント(Facebookアカウントをお持ちの方)

コメントを残す





次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

最近の画像

記事の検索

Twitter