先日「宇和島・伊達なおでん学会」を
宇和島市民の有志にて
設立しました。
「えひめ茶わん蒸し研究会」の
パクリじゃないですよ(^^;)
宇和島はみなさまご存じの通り
じゃこ天やかまぼこなどの
練り物づくりが盛んな街。
おでんとの相性が
悪いワケがありません。
同じく練り物づくりが盛んで
伊達藩つながりの仙台との
コラボや連携なども視野に入れて
地域産品を活用した
『伊達なおでん』の商品開発を
進めていこうじゃあーりませんか
という意図なのです。
学会の立ち上げメンバーは、
情報、味噌製造、観光、農業、
教育、行政など
多彩な顔ぶれです。
これらの発起人に加え、
先月末の
キックオフセミナーでは
練り物や飲食の関係者などにも
出席していただき
『伊達なおでん』づくりへの第一歩が
刻まれました。
キックオフセミナーに
講師としてお越しいただいたのは、
日本全国でも希有な存在(?)だという
おでん研究家の新井由己さん。
日本各地、さらには世界における
おでんの現状について
お話いただきました。
「かき氷やおはぎとともに味わうおでん」
「鮮魚カステラの入ったおでん」
「ソースで作るダシのおでん」
「生ウニ入りのおでん」
等々
これら全て
実在するご当地おでんなんです。
たとえば…
上記のソースダシは、広島のご当地おでん。
生ウニは、北海道のおでん
といった具合です。
さらには
日本各地のみならず
世界のおでん事情などについても
お話しいただきました。
ちなみに
韓国では…
男女グループが
おでんを挟んで
向かい合い、
おでんを味わいながら
トークを楽しむという
「おでん合コン」が流行中なのだそうです。
韓流ドラマ好きの方は
そんなシーンが出てこないか
チェックしてみてくださいね。
そんな世界のおでんを知り尽くす
新井さんが語った
おでんの定義とは…
「その人が『おでん』と呼んだもの」
シンプルな定義ですが、
つまりは
おでんの可能性は無限大なのです。
また地域性からおでんを分析すると…
地域食材×食感=意外性
という構図も見えてきます。
シンプルなだけに
なかなか奥が深そうな
おでんワールド。
『伊達おでん』がどのようなモノに
育っていくのか
楽しみです(^o^)
『茶碗むし』とのコラボも
十分に可能かも…♪
「伊達なおでん学会」は
9月あたりから
具体的な商品開発を
進めていく予定です。
こうご期待を!
西村重夢
同局退職後、愛媛のアイドル“ひめキュンフルーツ缶”を音楽プロデューサー伊賀千晃と立ち上げ、「アイドルによる地域活性化」などに取り組む。現在は、厚生労働省の事業を実施する宇和島地域雇用創造協議会にて、様々な地域活性化プロジェクトを手がけている。
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