milestone8「三津バル+の開催」

 (0)  アムロ  2014年09月27日

 三津浜の魅力はいろいろあるが、最も伝わりやすいのは「食」ではないかと思う。好みはあるにせよ食べない人はいないし、かかるお金も知れている。そして三津には美味いものが多い。
 「食」をテーマに三津に足を運んでもらおうと9月28日、日曜日には三津地区の飲食店を共通のチケットで食べ歩く「三津バル+(プラス)」が開催される。昨年始めて行われたこの催しは、いくつかの課題はあったものの、概ね好評を得て今年も開催される事になった。

 参加するのは三津地区で営業する飲食店と地域団体などが25店舗と、三津地区以外からも屋台として5店舗、計30店舗がそれぞれ自慢の逸品を提供する。25店舗という地元からの参加数は、中心市街地のイベントと較べても遜色が無く、分母となる飲食店数から考えればかなり高い参加率である。
 ここ数年流行している「街バル」と同じ枠組みではあるが、三津ならではの特徴もそこここに感じられる。同時開催イベントとして、ターナー島を巡る遊覧船の運営や、屋台も出るメイン会場の三津住吉公園では、吹奏楽部の演奏、ダンスパフォーマンス、伝統芸能の虎舞、子ども向け屋台と移動児童館など、食だけではない総合的な楽しさを、身近な資源で実現している。この辺りは旅人を送り、迎える港町ならではの気質が影響しているようにも思える。



 肝心の「食」だが、個人的には商店街の中にある「次男坊寿司」の巻き寿司が三津で一番美味いものではないかと思う。巻き寿司に限れば私が食べた中で生涯最高の味である。比較的新しい店だがフレンチレストランの「AKARI」も手軽な価格帯でありながら、本格的な味が楽しめる良店である。商店街入り口には、店の雰囲気も含めイタリアが味わえる「FLOR」があり、向かい側には魚介のつけそばが美味い「餃子のぶ」、隣にはご当地グルメ、三津浜焼の「みよし」もある。川沿いに少し上って行けば、タイ料理の「フォーシーズンズ」、通も唸る「踊るうどん」。川向うには懐かしいがモダンな味の「メルヘン洋菓子店」。それぞれ方向性は違えど、有利とは言えない立地の三津地区で人を集めるだけの総合的な魅力ある店ばかりである。
 我々三津浜で暮らしている者は慣れてしまっているが、東京など遠方から来る人に言わせると三津に上がる魚は相当に美味いそうだ。もしかすると、美味い魚が基準となって、ここらの人の舌も相当に肥えているのだろうか。「三津バル+」で3つか4つも店を回れば、今まで知らなかった美味に巡り合えるかもしれない。
三津バル+公式サイト

この記事は以下のサイトからライターの許可を得て転載しています。

『三津盛書 (三津浜ブランディング計画)』

https://mitsumorisyo.tumblr.com/post/98477489783

アムロ

デザイナー、時々ライター。webメインですが印刷物も承ります。
松山大学で経営を、法政大学で哲学を学びました。プラトン、カ ント、デリダが好きです。
デザインというのはそのものの本質をできる限り純粋に伝えるための技術だと考えています。
今後は三津浜という町をデザイ ンしようと、身近な仲間と協力していろいろやっていきます。
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