第一回目の収録の時、ご意見番の中野さんがお土産に持ってきてくださったのが、砥部町にある協和酒造さんの酒粕入りバウムクーヘン。「酒蔵カフェはつゆき」のオープンにあわせて制作されたものだそうです。
お菓子に酒粕を入れると「ふっくらしっとり」仕上がるので、私のような「菓子作りとかダメ人間」にも比較的トライしやすいわけですが、そこはやはりプロが作ったものは格段に旨い。「ふっくらしっとり」がハンパじゃありません。
「蔵」って不思議な響きがあって、そこにしかないお宝の発見というか、もう、むしろ行かなきゃ損するくらいのなんともいえないワクワク感があります。
※行かなきゃ損する土佐酒造(桂月)さんの蔵にいるお宝。
「酒蔵カフェはつゆき」に行かれた方が
「ものすごく寒かった~!蔵だから!」
と嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
いいんだ、寒くても。蔵だから!笑
嬉しそうに足を運んでもらうための要素は地方にこそ溢れている。溢れているはずなのに、こうして形にしなければ実感することができないなんて。
少し感度を上げて進んでいかないとな、と背筋を伸ばしています。
近藤 路子
代表取締役 at 株式会社フードスタイル
株式会社フードスタイル代表取締役。ジャーナリスティックな美食暮らしを探究する愛媛県下初の野菜ソムリエ。よく「君はスズランのようだ」と喩えられる(スズランの根は猛毒)。好きな言葉は「不言実行」。死ぬ前に食べたいのは「メロン」。
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