宇和島の朝うどん文化

 (0)  西村重夢  2014年07月21日

宇和島には、なぜか

朝だけやっている

うどん屋さんが

揃っています。


その代表格が「やまこうどん」。


営業時間は朝の5時から9時まで。

うどんがなくなったら終了。

しかも外観は…

image

ほぼ民家。                                                    

看板なども一切ありません。


知らない人は

店内に入るのにも

ちょっと躊躇してしまうかも

しれませんね。


で、メニューは

image

こちらのシンプルなうどんのみ。

値段は380円。

大盛りや持ち帰り用もあるようです。                                        

セルフスタイルの

うどん店ではないのですが、

近くの常連さんらは

来店すると

そのまま厨房に入り、

自分たちで麺を湯がいていきます。                                          

お店のおばちゃん達との会話も

朝から弾みます。                                                      

「Aさんは最近、顔みんけど

元気なんかな?」

「この間、検査入院しとったけど

もう退院して釣りばっかり

しよりなさるで」

「ほーかな」

といった具合。                                                                               

うどん屋であって

うどん屋じゃない。                                               

地域の人達にとっては

大切な

コミュニティスポットなのです。                                              

ごくごく普通のうどんなのですが、

なんだか優しい味わいがするのは

そんな空気感が

あふれているからかも

しれません。                                                             

宇和島の朝うどん文化

ぜひ体験してくださいね。image

この記事は以下のサイトからライターの許可を得て転載しています。

『愛媛-ehime-を世界ブランドに!』

https://emunishi.tumblr.com/post/92376497159

西村重夢

1966 年松山市生まれ。大学卒業後、東京の映像プロダクションを経て、愛媛朝日テレビの開局に伴いUターン就職。長年にわたり報道記者や情報番組ディレクターなどを務める。
同局退職後、愛媛のアイドル“ひめキュンフルーツ缶”を音楽プロデューサー伊賀千晃と立ち上げ、「アイドルによる地域活性化」などに取り組む。現在は、厚生労働省の事業を実施する宇和島地域雇用創造協議会にて、様々な地域活性化プロジェクトを手がけている。

コメント(Facebookアカウントをお持ちの方)

コメントを残す





セミナー&イベント
Facebookページ:更新情報、ニュースなど 最新の情報を公開中!
twitter:ehime F. styleの 今をつぶやき中!

記事の検索

えひめの玉手箱

Twitter