日本には伝統的な食、工芸品、文化、歴史があります(ありました。)
すでに過去形になるくらい、実は日本ではどんどんそれらが失われています。
その反面、欧米(特にヨーロッパ)ではその日本の伝統的なモノが
注目され認められています。
コーヒー屋をして感じることも沢山あります。
日本ではエスプレッソやカプチーノ、カフェラテがあたり前に街にあふれ専門店やカフェが増えています。しかし、日本のお茶(緑茶など)は急須で淹れる事なく簡単にコンビニや自動販売機で購入できます。
どこかで川の流れが変化しそれらに気がつく事なく時代が変わってきています。
ヨーロッパをはじめ豪州、米国では日本人がこよなく愛しいたサイフォンコーヒーやドリップコーヒーが注目をあび大きなカフェ文化が海外で見直され、海外のカフェでは日本の鉄急須が使われグリーンティーがメニューとして登場しはじめています。
すっかり急須で淹れることをしなくなった私たち日本人。
洋菓子人気に押されて和菓子のお店が減少しています。
和菓子は洋菓子よりも材料も時間も多く必要で、しかもかなりの長い年月の修行を重ねないとなし得ない技が必要です。
私自身も立ち止まって、この和菓子(ジャパン)をもう一度考えてみたいと思います。
この記事は以下のサイトからライターの許可を得て転載しています。
『「one hundred beans」百粒のコーヒー豆』
藤山 健
カフェオーナー at the blue marble
大阪芸術大学映像計画学科卒業 大阪毎日新聞に勤務後フリーとなりオーストラリア(シドニー)に1990年〜1999年まで在住。海外で得た知識や人脈を使って幅広い情報を伝えていきます。カフェを経営するかたわらカメラマンとして世界のカフェを取材。SCAAアメリカスペシャリティコーヒー協会カッピングジャッジ(コーヒー鑑定)や農林水産省6次産業プランナーも勤める。知識をひろめ、変えれるものは変え、守るものは守る。愛媛をもっと世界に発信していきたい。
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